信頼できる会社の見極め方も解説
家づくりを考える中で、「断熱性」はよく聞くけど
**「気密性」って正直よく分からない…**という方も多いはず。
でも実は、気密性は住み心地や光熱費に直結するかなり重要なポイントです。
今回は、現場目線も踏まえて
気密性(C値)の基本と、信頼できる建築会社の見極め方を解説します。
■ 気密性(C値)とは?
気密性とは、簡単にいうと
家のすき間の少なさのことです。
その性能を表す指標が「C値(相当隙間面積)」で、
- 数値が小さいほど → すき間が少ない(高気密)
- 数値が大きいほど → すき間が多い(低気密)
という意味になります。
■ ①C値は「誰が測るか」が超重要
ここ、めちゃくちゃ大事です。
C値は測定する人や方法によって、正直いくらでも良く見せることができます。
だからこそ見るべきポイントは,
第三者の資格を持った測定士が測っているかどうか
● なぜ第三者がいいのか?
- 自社測定 → 数値を良く見せることも可能
- 第三者測定 → 客観的でごまかしが効かない
つまり、
信頼性が全然違う
ここをちゃんとやっている会社は、かなり誠実です。
■ ②数値だけじゃなく「施工写真」もチェック
C値の説明を受けるときは、
必ず施工の様子も見せてもらいましょう。
特に見るべきポイント、
- 窓まわりの隙間処理
- 換気扇・配管まわりの気密処理
- コンセントボックスの処理
例えばこんな感じ!
隙間を気密テープやウレタンでしっかり埋めているか
ここが雑だと、いくら良い断熱材を使っても意味がありません。
■ ③間取りでも気密性は変わる
意外と見落とされがちですが、
気密性は間取りにも影響されます。
例えば
- 窓が多い → すき間が増えやすい
- 大きい窓 → 気密確保が難しくなる
つまり、
断熱性能と同じで「バランス」が大事
「とにかく窓を大きく・多く」ではなく、
気密性とのバランスを考えた設計が重要です。
■ 【実体験】私の勤めていた会社での気密測定の考え方
ここは実際の現場の話です。
私の勤めていた建築会社では
● 測定方法
- 第三者の資格を持った測定士に依頼(気密測定技能士)
- お引渡し直前に「一発勝負」で測定
やり直し前提ではなく、本番一回
これによって、
お客様に対しての信頼性が高まると考えています。
● 数値の基準
- 目標(平均値):C値 0.5前後
- 基準:0.8以下
もし、
C値が0.8を超えた場合
- 原因を徹底的に特定
- 気密処理をやり直し
- 再チェック
そして最終的に、
お客様に納得していただいた状態でお引渡し
ここまでやって、初めて「安心して住める家」だと思っています。
■ まとめ
気密性で失敗しないために大事なポイント
- C値は「第三者測定か」を必ず確認
- 数値だけでなく施工写真もチェック
- 間取りとのバランスも重要
- 基準値と対応方針を会社に確認する
■ 最後に
気密性は、見えない部分だからこそ差が出ます。
そしてその差は、住んでからの
- 暖かさ
- 涼しさ
- 光熱費
に大きく影響します。
「C値いくつですか?」だけでなく
「どうやってその数値を出しているか?」まで確認すること
これが、後悔しない家づくりのポイントです。

コメント